私のコト

永代供養に思うこと

お盆に親と祖父母のお墓参り。送迎係。数年前、免許返納したけど、普段の生活は便利のいいところなのであまり影響なく、お墓参り等はタクシー使えばいいよって言っていたんだけど、タクシーが贅沢の極みのイメージで乗れないとのこと。

わざわざ電車乗り換えて、お墓の最寄り駅からやっとタクシー乗ったり。最寄り駅にタクシーの常駐がなくなり、電話で呼ばなければいけなくなり、「タクシーを電話で呼ぶなんて、しかも少しの距離しか乗らないのに」ってさらに敷居があがったみたい。ヘリコプターをチャーターするくらいの価値観なのかも。暑い中大変なので送迎。

私はお盆にお墓参り行くのたぶん初めてだし、去年末にも頼まれていったけど、それまで20年以上行ってなく。かなりこじらせている。

母と祖母の嫁姑&小姑問題、嫁いびり付きの祖母の自宅介護も壮絶だったし、お葬式後のおじおばとの揉め事も大変で、中高生の頃、どうやったらこの人達と縁を切れるか考えていた。

父は三男なのに跡取り、介護も喪主も全部丸投げだけど、男尊女卑&亭主関白でふんぞり返った長男(父の兄)が、「長男が絶対」の権力を持っていてこれまた大変。「長男はそんなに偉いのか?」って腹が立ってしかたなかった。一切言い返せない父にももっと腹が立った。自分の子供が生まれたら、長男次男って絶対に言わないって中学生の頃思った。結局男女なので、言う機会もほぼないけど。

親族間の事件のニュースを見るたびに、他人事じゃないなって思う。先祖を敬う以前に、それまでの関係が大事かなって。その後私は一切関係ないと思っているので、お墓もお仏壇も見て見ぬふり。

母はちゃんとやってあげていて、どういう感情なのか聞いたこともあるけど、介護で大変だったときは、もう知らんと思っていたけど、年とるとお墓参りになぜかいくのよねーなんて。私はまだそこまで許せてないわ。

私は一人っ子なので、親がもう墓じまいのこともきちんとしていて、その後の合同のお墓も見てきた。「ここに名前が入るんだって、お花も入れてくれるから何もしなくていいんだよ」って私としてはまだみてあげることもできるし、祖母と母を同じお墓に入れるのも嫌な気持ちもあるけど、死んだらわからないからもういいのって。

今のところ二人とも元気で過ごしているので何より。

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