子育て4歳&1歳5ヶ月~7ヶ月

クループ症候群で入院 救急車編その2

 やっと発車した救急車で病院について、さっき診てくれた先生がみくちゃんを見て「さっきの子、熱出ちゃいましたか」って感じで緊迫感なし。レントゲン準備できるまで待合室で待ってくださいって言われて、誰もいないのに、みくちゃんベッドに寝かせたまま?落ちゃうよって思ったら、抱っこしてって言われ、みくちゃんも一緒に待合室へ。20分ほど待たされる。ぼーっとしていたのがおさまって、すごい変なせきをして何かの発作のようだし、抱っこしていても苦しくて暴れるし、救急車で来たのに待たされるのは大した事ないってことよねって自分を納得させつつ、すごく心配。周りの人もこの子ここにいて大丈夫なの?このせき、変な病気うつらない?って思ったと思う。

 午前2時やっとレントゲンを撮ったら、今度は採血待ちで30分。ちょっとウトウトしたものの、採血に呼ばれてベッドに寝かされたら号泣。さらに迎えに行ったらタオルで巻かれ、ネットで固定されていた。点滴につながれてまた泣いてはせき込みの状態で、待合室で待つこと1時間半。午前4時とかだしさすがに寝ていたみくちゃん。やっと小児科の先生に診てもらえた。

 当直の先生が、たまたま前回入院時の主治医の先生で、それは夜に病院に行った時にも表示してあるのを見たし、先生もみかけていたんだけど、やっと診てもらえるのねって。大きな病院だと専門医に診てもらうのもなかなか大変だわ。

 このときにクループ症候群という病名を言われて、ひどいせきの原因がわかってちょっと安心した。寝ながらもせき込むと目を見開いて苦しそう。呼吸が止まる事はありますか?って聞いたら今の状態ではないですとのこと。

 あとから知ったけど、指につける機械で血液中の酸素濃度を測り、それで呼吸の状態を把握するみたいで、入院中も前半はその機械を指につけていた。救急車に乗った時にそれをチェックされて呼吸は大丈夫って事で、緊急性はないと判断されたのかも。

 なので結果論として救急隊や先生からしたら、このくらいの事で救急車呼んでって事だったのかもしれないし、そうだったらとても申し訳ない。でも苦しんでるみくちゃんを前にタクシーで病院に行くとか思いつかなかった。どうやって救命しようって事で頭がいっぱいで、もし呼吸が止まってしまった時に救急隊に助けてもらわうしかないって。

 もともと発作前に、夜病院行くのも元気だから迷ったし、カルテにも「元気だけど、せきが出て心配なので受診」なんて記載されていて、夜わざわざ病院に来なくてもって思われたかなって思ったけど、もし行ってなかったら行けばよかったと後悔したと思う。病院に行ってもクループになるとはわからず、せき止めの薬も飲んだし、結果は一緒だったんだろうけど、行ってなかったら病院行っていたらこんな事にはならなかったと思ったはず。

 これがれっくんだったら、しゃべる事ができるから、違う対応ができたかもしれないけど、まだしゃべれないみくちゃんだとこうするしかなかったかなと。けいれんは覚悟していたものの、まさか違う病気がくるとは思わずびっくりしてちょっとパニックだったのもあるし。実際に症状を見て、この病気はクループなんて結びつかなかったし、子供の病気は判断が難しい。

 入院治療で、けいれんの検査もしましょうと言われ、また待合室で待つこと1時間。さすがに抱っこもきつくなって、待合いの椅子にみくちゃんを寝かせてた。午前5時半に病棟の看護師さんが迎えにきてくれて移動。病院についてから4時間もかかった。さすがに眠いとも思わなかったけど。続く

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