子育て10歳&7歳

2分の1成人式

週末の授業参観4年生は2分の1成人式。将来の夢を発表。学年全体で同じ夢の子と集まって夢ごとに発表。大勢いるものもあれば、一人だけのものも。地域性のある「トヨタ自動車で働きたい」も多数。れっくんの夢は一人だけだった。

 春の参観日にも教室に夢が貼り出されていたけど、その時は何にしていいかわからなかったからと言って「パイロット」って書いてた。パイロットになりたいなんて聞いたこともなくて、なりたいの?って言ったら別にそういうわけじゃないけど、何か書かないといけなかったからって。

 その後夏からいろいろ挑戦して、将来の夢になるようなものを見つけてがんばりだした。私としても小学生のうちから、目標を持ってがんばれるのはいいことだなって思っていたので、今回の2分の1成人式で発表できてよかったなって。これがもう1年前に聞かれていたら、困っていたかも。

 私が4年生の時の将来の夢なんて覚えていないけど、親には学校の先生って言われていたからそうやって言っていたかも。私自身はなりたいと思ってなく、高校受験直前に進路変更。親とケンカした覚えも。「学校の先生が絶対いいって」と言われて育ってきた分、それ以外を考えるのもあまりよくないのかと思ってたかもしれなくて、将来の夢なんてないまま大人になったような。だから自分の子供には、押し付けをせず、色々体験させてゆっくり探すことができたらって思っていたけど、ちょっと最近急展開。押し付けはしていないけど、これどう?って誘導的にはなってしまうかも。

 「助産師になりたい」って言う子もいたけど、私が助産師という仕事があることを知ったのって大人になってからというか、ちゃんと知ったのは出産前かも。環境や親の影響もあるし、ある程度の誘導は仕方ないかな。また変わるかもしれないけど、れっくんの得意な部分でもあるので、今後も伸ばしてあげれたらいいなと。

 夢の発表のあと、2分の1成人式の歌。正式には10歳のありがとうという歌。こういう歌まであって、2分の1成人式って定着しているのね。

すごく感動するから当日聞くまでお楽しみって、家で歌わずに我慢してた。歌ったあと感動して泣いてる子も。そのあとは子供は親からの手紙を読む時間。一応子供には内緒ということで、少し前に学校から子供に手紙を書いてくださいって依頼があり、書いてるだけでウルウル。読んだれっくんもみんなに気付かれないようにこっそり泣いていた。

 その後の授業で今度は親にお手紙を書く時間があり、帰ってきてからもらって感動。2分の1成人式は賛否両論だけど、我が家にとってはいいイベントになったわ。ただ私もそうだったと思うけど、明確な夢がない場合、子供にとってはつらいかな。

 みくちゃんはまだ3年あるけど、ちゃんと見つけられるといいなー。本人はアイスやさんや、おもちゃやさんがいいって言ってるけど。アイスが食べたいのとおもちゃで遊びたいからって。このまま3年たってそれを本人が言うならそれはそれでいいけどね。

 れっくんが大人になるまであと10年。手紙の最後にも書いたけど、これからどんな道を進んだとしても、振り返っていい人生だったと思えるようになってもらえたら、親としてはうれしいな。

-子育て10歳&7歳

© 2024 シュガークラフト生活 Powered by AFFINGER5