本の紹介

1リットルの涙 筋ジストロフィー

 以前ブログにも書いたけど、今ドラマで放送されている1リットルの涙の原作本を、小学生の頃読んだ私。読書感想文も書いたし、何回も読み直した。

 実家においたままで、もう何年も、たぶん10年以上読んでいないけど、覚えている言葉や文章がいっぱいある。ドラマでは、小脳骨髄変性症という病名が出ていたけど、私は本にあった「筋ジストロフィー」という言葉が忘れられなかった。うろ覚えだと思ったけど、検索してみたらちゃんとあっていた。小学生の頃、本を読みながらこの病気がすごく恐くて恐くて仕方がなかった。だからはっきり覚えていたのかな。

 それから一番印象に残っているのは、「神様は、病気に耐えられる人を選んだんだよ」(言い回しは曖昧)っていう言葉。亜也さん自身の言葉か、周りの人の言葉かは忘れてしまったけど、生意気にも小学生ながら、なんて前向きなんだろうって感想文に書いた事をはっきり覚えている。

 それから先生に「私結婚できる?」って聞いたところ。私はまだ小学生で、将来の夢およめさんなんて言うのはださいと思っていたころ。でも生きているからこそ結婚できるんだよねって、当たり前の事だけど、小学生の私にとっては、とても大きな事だった。

 原作がすっごく読みたい!実家に帰らなきゃ。ついでに冬服が実家で今困っている私。

 ちなみに私が持っている本は、この表紙。この表紙を見ると今でもジンとしてしまう。

1リットルの涙

 最近は新しく出版されたみたいだけど、やっぱり以前のものの方がいろんな思いが伝わってくる気がする。

1リットルの涙

 この本は、親が買ってきてくれたんだけど、この本を小学生の頃に読むことができてよかったなって思う。小学生の頃と、大人になった今とでは、絶対感じ方が違うと思う。

 そして1リットルの涙と同じ時期に読んだ本。生きていくこと。この本もすごくよかった。

 大人になってから、ノンフィクションの本ってまず読まなくなってしまった。現実逃避を求めているのかもしれないけど、今年の読書の秋は、ノンフィクションの本を読んでみようかな。とりあえず、衣替えと一緒にこの2冊を実家から持ってこなくては。

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