シュガークラフトグランプリ・コンテスト

シュガークラフトグランプリの感想

 話が前後してしまうけど、忘れないうちに感想を書いておいて、あとでホームページにアップしようかと。

 今回はとにかく時間がなくて、8月に入ってからの制作。自分の中で、グランプリはとても大きなイベントだし、そんな短い製作期間は許せないと思っていた。過去3回の作品作りには、何ヶ月もかけていたし。

 それが今回は、ただただ時間がなくて2週間くらいで作ることに。あと3日あったらもっとできたのになんて思いつつ、きっと3日あっても同じ事を言うと思うんだけど。徹夜して作ったものを全部ボツにしたり、同じものを5回くらい作り直したり。短い日数でも時間は結構かけたかな。

 最初は、3年半前にお菓子の城のコンテストに作った、クウィリング作品のリメイクをしようと思った。あの頃は作るのに精一杯だったし、今の自分だと気になる箇所も違う。いつか作り直そうと思いつつ、もうこんなに年数が経ってしまっていたので。

 でも、やっぱりやめることに。以前の日記にも書いたけど、人とは絶対かぶらないものを作りたかった。これだとある意味、自分とかぶる。また別の機会に作ればいいかなと。それにクウイリングは、今後はエクステンションとかランナウトとかの技法と同じように、シュガーの技法の1つになって、もっと使われるようになるのではないかと勝手な予測もしている。グランプリでも必ずみかけるし、最近はペーパークラフトの方が有名になりつつあるし。

 実際、とっても素敵なクゥイリングの作品もいくつかあり、出さなくてよかったーなんてほっとしたり。そんな事では技術の向上にならないし、ダメなんだろうけど、人とはかぶらないって目標達成かなと。

 そんな理由で、くるくる技法を使うことに。クウイリングの技法の1つでもあるけど、どちらかといえば、クイリングは、空間というか、隙間が決め手ってものが多いので、またちょっと違った感じに。

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 とにかくくるくるきっちり巻いた物を組み合わせた。横から見ると、ちょっと変わった立体になっていて、おもしろいなって自己満足。

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 モデリング(立体人形?)とはまた違った感じだけど、モデリングで作ったらもっと簡単にできるのにーって、ちょっとイライラしながら。そして一番苦労した点は、中央のライオン。本当は中央に子供のライオンがいたんだけど、搬入日に破損してボツに。そもそも何が苦労したって、どうしてもミスドのポンデライオンになってしまうこと。著作権に触れる作品はもちろん規程違反。

 別にマネしている訳ではないんだけど、くるくる技法がどうしてもそんな感じに見えてしまい、最初は黄色に茶色の毛で、ほっぺをつけていたんだけど、ボツに。これは何回も何回も作り直した。最初はかわいかったのに、だんだんネコっぽい感じになってしまったけど、ポンデライオンからは、離れていった。作り直す時間がもったいなくて、ポンデライオンでもいいかなーなんて思ったときもあったけど、直してよかった!

 ちなみにタイトルは最初「くるくるLOVE」で、カップルや親子をいっぱい作って愛を表現しようかと思っていた。でもだんだん無理がでてきて、だんなさまに改名してもらった。それが「くるくるランドのHAPPY DAY」

 審査委員の先生の講評は、1人の方しか聞いていないけど、タイトルがわかりやすい、新しい技法を使っている、ぱっと見たときに目を引くところがよかったと言っていただいた。私はグランプリに押しましたなんて言ってくださって、「ひょえー」って思った。ひょえーって何だって感じだけど、まさにそんな感じで、言葉ではうまく表現できない。毎年、審査には賛否両論あるし、これを読んでるシュガラーさんもきっとひょえーって気分だろうなって。

 搬入時のトラブル等はまた後日

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